賃借権とは?/賃貸借とは?

借地借家法における賃借権は?@

賃借権というのは、
賃貸借契約に基づく賃借人の権利のことをいいます。

 

賃貸借契約というのは、双務契約なので、
賃借人は目的物の使用収益権を有する一方、
賃料支払義務を負います。

借地借家法における賃借権は?A

ただし、不動産賃借権にあっては、
借地借家法によってその権利が強化されています。

 

具体的には、不動産賃借権は、
第三者に対抗することができます。

 

判例上は、妨害排除請求権も認められ、
物権化しているといえます。

不動産賃借権と物権の違いは?

賃借権の場合は、
契約に基づく債権で、当事者間の信頼関係が重視される点から、

 

賃貸人の承諾がないと、譲渡したり転貸したりできない点で、
物権とは異なります。

 

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賃貸借とは?

賃貸借というのは、
AがBに目的物を使用収益させ、
BがAに賃料を支払う契約のことをいいます。

土地の賃貸借の場合は?

民法は、
貸衣装やレンタカーなどのような動産の賃貸借と、
土地建物の賃貸借との区別を
ほとんど考えないで規定しています。

 

しかしながら、建物所有を目的とする土地の賃貸借では、
長期の契約期間を必要としますので、

 

借地借家法3条では、
存続期間を30年以上と定めています。

土地の賃貸借の対抗要件は?

民法上は、
土地や建物の賃貸借は、
それを登記しないと第三者に対抗できませんが、

 

借地借家法10条1項では、
借地上の建物の登記をすれば、
借地権を第三者に対抗できるとしています。

 

また、同法31条1項では、建物の引渡しがあれば、
借家権を第三者に対抗できるとしています。

 

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